ペットの埋葬方法、埋葬業者

ワンちゃん、ネコちゃんが高齢になったら
もしもの時に慌てないためにもペットの埋葬方法を考えておきましょう。

今回は、ペット埋葬業者に依頼する時の埋葬方法のポイントを解説します。

ペット埋葬方法の2タイプ

大きく分けて合同葬か個別葬2つのタイプに分かれます。

  • 合同葬儀タイプ
    ◆遺体を引き取り、合同葬で供養される(遺骨のお返しなし)
    【メリット】
     個別葬儀タイプに比べて少し安い
     遺骨の供養も任せられる
    【デメリット】
     他のペットと一緒に火葬、埋葬されることに抵抗感を感じる場合がある
     手元で供養ができない
  • 個別葬儀タイプ
    ◆遺体を個別火葬し、遺骨を骨壺でお返しする
    【メリット】
     遺骨を手元で供養できる。
     個別の火葬による丁寧な対応ができるプランが可能
    【デメリット】
     合同葬儀タイプに比べ少し高い

遺骨を手元に置きたい場合は必ず「個別葬儀タイプ」ね!

ペット埋葬方法(合同葬儀タイプ)

基本的な流れ】

  • 業者にペット埋葬を依頼
    ※ペットの種類、体重、住所等を伝えて見積り(複数社見積り推奨)
    ※埋葬先やオプション費用を確認して問題なければ依頼
  • 業者がペットの遺体を引き取りに来る
    ※家族はペットとここでお別れ
  • 業者がペットを合同火葬
  • 業者がペットを合同葬儀(永代供養)

シンプルで費用も抑えられる方法です。

永代供養してもらったお寺や霊園にいけばお墓参りもできますよ

ペット埋葬方法(個別葬儀タイプ)

基本的な流れ】

  • 業者にペット埋葬を依頼
  • 業者が火葬車でペットの遺体を引き取りに来る
  • 業者がペットを火葬車で個別火葬
    ※「家族立会で火葬するタイプ」と「業者が個別火葬するタイプ」などがあります。
  • 家族が遺骨(骨壺)を受け取る

火葬車を使って個別に火葬するため、遺骨を返してもらえる方法です。
このタイプは
「遺骨を手元に置きたい」「ペットとのお別れをもっと丁寧にしたい」という方に向いています。

「遺骨は受け取らず永代供養してもらいたい」場合は、依頼時に業者へ伝えておきましょう。

ペット埋葬料金

前述のとおり合同葬儀タイプが一番価格が低くなります。(最低価格税込8,500円位~)※2023年6月時点
ただし、ペットの体重により費用が大きく変わります。

なので最低料金は参考とし、ペットの体重で見積りをとりましょう。

全国展開の業者の場合は、地域により提携先が変わるため住所により料金に多少の差が出るため、ネットに料金表が出せないようです。
取った
実際に私が見積りを取ったところでは体重20kgの犬の場合、合同葬で3万円後半の料金になりました。

ペット埋葬の依頼先を選ぶ

手早く葬儀を依頼したい場合は、加盟店方式で全国展開している業者でよいでしょう。

こだわりがあれば、直接にお寺や霊園に依頼する方法などもあるので、リンクページ「ペット葬儀を頼むのは「お寺・霊園」?それとも「ペット葬儀会社」?」をご覧ください。

全国展開している業者は地域ごとの提携対応になりますが、メリットとしてはサービスレベルが統一されているので安心だと言えます。また、地域を気にせず依頼のすることができます。

地域を限定している業者は、直接対応になるので評判が良ければそこを選ぶのも良いです。

トラブルになるのは「後から追加料金が発生する」パターンです。
見積や依頼の時に「追加料金は発生しないか」「永代供養の料金は含まれているか」などを確認しておきましょう。

【ペット葬儀110番】

上記ホームページから見積依頼できますよ。

ペットの遺骨の受取りについて(個人的感想)

ペットの遺骨を手元に置ければ、いつでも供養ができて感慨もひとしおです。
愛ペット家として、こんなに素晴らしいことはありません。

でも、個人的には「遺骨を返してもらわない」方が良いと思っています。

その理由は「将来的に返してもらった遺骨の取扱いに困る」可能性があるからです。

戸建てなら庭に埋葬もできますが、いつか誰かが遺骨を処理しなければならなくなります。
ペットの骨は法律上の規定はないので極端に言えばゴミとして出すことも可能ですが、そうならないようにしたいものです。

なお、「個別葬儀タイプ」でも依頼時に「遺骨を受取らない」旨伝えておけば「遺骨の永代供養」対応をしてもらえるとのことでした。(筆者の見積相談事例)

遺骨をお庭に埋葬については、「ペットをお庭に埋葬したい」をご覧ください。

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